【重要】 永年のご愛顧まことにありがとうございました。
工房はニュージーランド移住のため2012年より閉鎖しており閲覧専用のサイトです。

photo/haruya okazawa

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工房の所在地
作品の展示場所
自宅(建坪約60坪の古民家)の奥座敷2部屋を、作品の展示場所にしています(春〜秋のみ)。常設の展示場所は現在 自宅工房のみです。
ご覧になりたい方は、事前にご連絡下さい。
くりくらを形作っている想い
田舎、手仕事、自由な暮らし、自然育児…そんな理想をかなえてみたいと、周囲の心配をよそに猪突猛進のイノシシ年夫婦が長野のリンゴ村に引っ越して始めたのが、われらが鉄布工房くりくらです。

工房の名前が「ぐりとぐら」に由来しているのにも表れているように、私たちは自分たちの子供が自然界のリズムと足並みを揃えながら、のびのびと暮らせることを願って、今の暮らしを始めました。昔の日本の風景・・・四季折々の暮らしの中の手仕事を子供と共に楽しみたいのです。

はじまりは2004年春。100年を越える古民家を借りてから、ダッシュ村のごとく家のリフォームが始まり、庭には畑も開墾しました。まずは住居、そして工房…
さまざまな方々に力を借りながら、同年秋に何とか帽子と鉄の工房として稼動できるようになりました。

こうしてくりくらに、ミシンの音とハンマーの音が響くようになったのです。




なぜ鍛鉄(三好たけし)

金属の質感・重量感。木もガラスも良いけど、金属、中でも鉄は、僕にとって特別だったのだと思う。

昔、ある漫画で古代ヒッタイト王国が鉄器の製法を基に一大勢力を築いたという話を読み、なぜかそれ以来、「鉄」の持つ魅力を知り、忘れられなかった。
それが自分の中の原点で、引き続き、アメリカの西部開拓時代の鉄と木の素朴な内外装の魅力、また薪ストーブの魅力へとつながり、最終的に鍛鉄・Wrought Ironにつながっていった。


ずっしりと重く冷たい。青黒く沈んだ表情。黒く乾いたテクスチュアに、いつのまにか赤茶けた錆が着くと、ふとどこか遠い国の砂色の景色が見え隠れしたりする。

ゆらゆらと赤い炎をあげるコークス炉の上に、冷たい鉄の塊を乗せる。
次第に温度を上げられていくその塊は、かすかな赤色を帯びたと思うと、みるみる明るく発色していく。その光る塊の色は橙から黄色へと移りゆき、アンビルの上で、ハンマーの強い打撃を受け止める。また時には、赤ん坊の頭を優しくたたくようなやさしい力で、少しずつ繊細に曲げられていく。

土の上に打ち捨てられた鉄は、最後には土に帰る。草木と同じように、地球に帰っていく。


人間は、鉄なしでは生きられない。酸素を体内に取り込むのに鉄が必要だなんて、誰が作った仕組みなのか? こんなところにも、ヒトと鉄の深い因果が潜んでいると思われてならない。

…こんなふうに、僕には 鉄 がとても他人とは思われない。


その鉄をカンコンと叩いて、ハンマーのうち目を、タガネのあとを、一つひとつつける。その手間の掛かり具合がまた楽しい。僕が今こうして鉄の仕事をしているのは、そんな気持ちからだと勝手に思っている。




帽子との出会い(三好海苔子)

夏は布の帽子、冬は毛糸の帽子を作ってます。
自分自身も帽子が大好きで昔から色々な帽子を買っていました。でも、頭が大きいせいか市販のものはきついものが多く、また洗うと必ず入らなくなってしまいます。

そこで!締め付けない、洗っても縮まない帽子を自分で作ることにしました。

長男が生まれてからの家事と育児だけの単調な生活に、夢と光をくれたのも帽子作り。
もともと建築の勉強をしていたので細かい作業や立体の物を作ることが大好きで、帽子作りもすぐに夢中になりました。


そんな訳で、もともと金儲けや何かの賞をとる為に帽子作りをはじめたのではありませんので、どんどん作ってガンガン売るというつもりはありません。子育てをするかたわら、楽しみながらひとつひとつ大切に縫い上げている帽子です。私なりの作品の味わいを本当に愛してくれる少数の方だけに作ってさしあげられたら、それでいいと思っています。
工房くりくらのご紹介
鍛鉄って??
「鍛鉄」とは、「鉄」でものを作る際の技法のひとつです。

誤解を恐れず簡単に言ってしまえば…
鉄を液体になるまでまで溶かして、作っておいた型に流し込んで作る技法は
鋳鉄(いわゆる、いもの)。
それに対して、鉄を溶けないように赤から黄色になるまで熱し、柔らかくなったところでハンマーやタガネなどで成形していくのが
鍛鉄といえます。

鋳鉄では、型があるので版画のように同じものを複数作れますが、鍛鉄では、型がありませんから筆で絵を描くように、一つひとつを作り上げていかねばなりません。

最近は、ガーデニングやインテリア雑貨などでアイアン、ロートアイアンなどという呼び名を聞かれたことのある方も多いかと思います。そういう鉄の製品も、基本的に鋳鉄か鍛鉄のどちらかで作られていますので(中には、切って削っただけとか、ハンマーを使わずに曲げているだけ、というものもありますが…)、良かったら今度はそういう目で眺めてみると面白いかもしれません。
 



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三好 毅 miyoshi takeshi

鍛鉄工芸

略歴

1971年 東京で生まれ、今の茨城県ひたちなか市に育つ
1994年 大学では国際関係学を学び、卒業後
       製薬会社海外事業部勤務
1997年 脱サラ(?)
1998年 英語教員免許取得するかたわら、自分らしい生き方の探求
       が始まる
2000年 長野県伊那技専溶接科で鉄にふれる。卒業後、鍛鉄家
       向井茂氏の下で働く。同年末、向井氏の勧めで埼玉県秩
       父の西田光男氏の鍛鉄工房PageOneを訪ねる
2001年 渡独。アトリエZyroにてイベントやステージのセットの製作
       に携わる
2002年 帰国後、PageOne勤務。西田氏の指導を受ける
2004年 自然育児を求め長野県三水村(現飯綱町)移住。
       鉄布工房くりくらを立ち上げ、現在に至る

好きなこと
  音楽  道具を使うこと 素もぐり 外国語 諏訪湖の花火大会


photo/haruya okazawa
三好 海苔子 miyoshi noriko

帽子制作
略歴

1971年 長野県諏訪市に生まれる
1987年 交換留学生として渡米
1990年 カリフォルニア州 Red Bluff HighSchool 卒業
1996年 カリフォルニア州芸術大学(CCA)建築学部卒業後、
       Georgeサンフランシスコ本社勤務
1997年 帰国後、シンガポール大使館勤務 建物修繕管理担当
2001年 退職 夫と共に渡独、ドイツ滞在中に長男出産
2002年 帰国後、埼玉県秩父市銘仙館にて織りの基礎を学ぶ
       育児のかたわら帽子作りを始める
2004年 自然育児を求め長野県三水村移住。夫と二人、鉄布工房
       くりくらを立ち上げる
2005年 ドイツ アーヘンのセレクトショップZOEで帽子販売
       

好きなこと
  旅行 フィクション 洗濯  自然界のなぞと古代ロマンの話



photo/Takeshi Miyoshi
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 くりくらを形作っている想い
 二人のプロフィール
 鍛鉄って?
 作品の展示場所
 工房所在地
《鉄布工房 くりくら》
三好 たけし(鍛鉄)、海苔子(ぼうし)

〒389-1204 長野県上水内郡飯綱町倉井4230
Tel&Fax 026-253-6620 / 050-7525-3433
email: info@kulikula.com

※上信越自動車道・信州中野ICから、車で5分〜10分程度です。
電車だと、最寄り駅は信越線・豊野駅か牟礼駅です。

ニ人のプロフィール